○御霊会・相撲節の御朱印 令和2年7月1日〜8月31日
疫病などの災厄を祓うため、民衆の間で畿内から始まった御霊会は、 各地で行われるようになり、貞観5年(863)には、 神泉苑で国家的な御霊会が修されました。 人々による安寧の祈りは、絶えることなく現在の祇園祭へと受け継がれています。
平安京では、7月7日に神泉苑で相撲節会という行事が行われていました。 盛大なる準備がなされ、当日には天皇が輿に乗って行幸され、 皇太子、大臣も御覧の中、二十番の相撲がとられました。(『内裏式』より) また嵯峨天皇の代には、七夕の詩会もあわせて催されていました。