○武蔵坊弁慶の御朱印

武蔵坊弁慶は千本の刀を集めるため、京で人々から太刀を奪っていました。 千本目の刀を奪おうとした相手こそ、黄金の太刀を付け笛を吹く牛若丸(源義経)でした。
鬼神も敵わないと言われた勇猛な弁慶は闘いを挑みますが、 牛若丸は身のこなしも素早く、刀の腕も立ち、返り討ちに遭いました。
その後、弁慶は義経の従者となり、平家との合戦で高名を極めました。
奥州平泉では、主君義経を守るため奮闘し、仁王立ちで往生を遂げました。
義経が神泉苑を参詣した際にも、弁慶がお供し、 不動明王や毘沙門天に願を立てたと伝わります。