神泉苑狂言とは
〇大念仏狂言とは
大念仏狂言は、念仏の妙理と勧善懲悪・因果応報の道理をわかりやすく親しまれながら得られるようにと工夫し、身ぶり手まね(ジェスチャー)で説法として始められたのが起源であると伝えられている。無言劇であるのも、広場で大ぜいの人に声のとどかぬことを考えての上のことと思われる。公演中は鉦、太鼓、笛などの囃子にあわせて演じられる。
〇神泉苑大念仏狂言とは
神泉苑狂言は明治36年に三条台若中からの奉仕出演と、神泉苑及び地域の人々の出演及び協力により「神泉苑大念佛狂言講社」が結成された。以来、ほぼ百十年にわたって狂言を執行しており、昭和58年6月1日には京都市の無形民俗文化財に登録された。当講社では、この民俗芸能を保存、継承するため神泉苑狂言として公開し、伝承公開活動に取り組んでいる。
なお、神泉苑狂言の公開・保存事業は、京都市文化観光資源保護財団の助成により、実施されています。
最新情報&更新情報
2024.10.29 狂言の演目を更新しました。
2024.10.24 神泉苑狂言堂工事を更新しました。