○「御霊会」「相撲節」 御朱印 令和元年 7月1日〜8月31日 
平安時代、疫病が流行し多くの人々が亡くなり、それは無実の罪を着せられた御霊によるものだとされました。貞観5年(863)、朝廷は六柱の御霊を鎮めるため、神泉苑で盛大な御霊会を行いました。その後、貞観地震や富士山の噴火など全国的に天災が相次ぐ中、貞観11年(869)には、国の数であった66本の鉾を立て、祇園社(八坂神社)から神泉苑に御輿を送り、日本の平安を祈る御霊会が行われました。これが祇園祭の発祥とされ、今年は1150年の記念の年となります。
日本古来より伝わる相撲は、奈良・平安時代には宮中行事として、 相撲節会が行われていました。平安京では、7月7日に 天皇が神泉苑に行幸され天覧相撲が行われていました。(大同二年(807)など) 当初は七夕の詩会と併せて相撲節会が修されましたが、次第に単独の行事となり、 7月16日へと日程を変えました。