境内整備事業御寄進のお願い

神泉苑は、平安京造営(794年)の際に造られた禁苑で、
天長元年(八二四)に弘法大師空海が祈雨修法を行った史跡です。
貞観年間に国の安寧を祈るため行われた御霊会は、現在の祇園祭の発祥とされています。
令和六年(2024)は弘法大師の修法から千二百年の年です。
しかし近年は、境内の御社や御堂の傷み、護岸の崩れ、法成橋の傷みなど、
多方面の修復や境内整備が必要となっております。
つきましては、皆様方の格別なる御支援を賜りたく、謹んでお願い申し上げます。
   令和六年三月  史跡 神泉苑
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○令和6年3月 八臂宇賀弁財天・十五童子像 修復を行います。
宇賀弁財天は神泉苑本堂にて永く秘仏として祀られている神様で、礼拝する人々に知恵や福徳、財宝をもたらします。また、弓や剣などの武器で、諸魔と戦い災厄を除き、さとりへと導く護法神です。
本来、八臂(腕が八本)ですが、腕が五本になるなどお体に傷みがあり、持ち物の弓や鉾なども無くなっております。

弁財天様の周りの蓮華座におられる十五童子は、底部に落下しています。 現在、京都府市の文化財保護課や仏師の方に調査いただき、もとのお姿にもどすよう修復をすすめております。私たちをお守りくださる弁財天様や十五童子を後世に永くお祀りできますよう、皆様のご寄進を賜りたくお願い申し上げます。
    八臂宇賀弁財天・十五童子修復費用 約460万円

御寄進について

 勝手ながらご寄付は一口5,000円とさせて頂きます。
 記念品として、弁財天御守、恵方守、絵馬札(法成橋)またはクリアファイルを授与いたします。

弁財天御守(紫色・赤色・水色・若草色)

絵馬札(法成橋)

恵方守(青色・桃色・白色・黒色)
黒色の御守は御寄進頂いた方限定となります。

記念クリアファイル A4(表面・裏面)

方法については、境内の寄付申込書に御記入頂き寺務所までお持ち頂くか、
郵便振替口座にお振り込み頂きますようお願い申し上げます。

※郵便振替口座
口座番号 01010 - 4 - 39696 加入者名:神泉苑
通信欄は「境内整備寄付金」と御記入下さい。
弁財天御守(色)、恵方守(色)、絵馬札、クリアファイルのうち、
ご希望の記念品がございましたら、ご記入ください。

※他の金融機関からのお振込の場合(口座は上記と同じです)
 銀行名:ゆうちょ銀行  金融機関コード:9900  店番:109
 預金種目:当座  店名:一〇九店(イチゼロキユウ店)  口座番号:0039696

近年の主な修復事業(平成24年〜令和5年)

善女龍王社本殿・中門屋根の修復 令和4年12月〜令和5年2月
増運弁財天社、矢劔大明神社の修復 令和3年1月〜4月
石燈籠の修復工事 令和3年11月〜令和4年3月
参道石畳整備 令和元年6月〜7月
恵方社御新調 平成30年9月〜平成31年2月
法成橋欄干南側修理 平成30年6月〜8月
増運弁財天堂本殿修理 平成29年9月〜12月
増運弁財天堂拝殿 屋根木部修理 平成28年9月〜平成29年1月
・法成橋欄干北側修理 平成27年2月〜3月
善女龍王社本殿、浮島護岸修復 平成25年11月〜平成26年11月
・善女龍王社拝殿屋根修理 平成24年4月〜平成25年3月
・鐘楼堂屋根修復 平成24年1月〜3月